【河崎真澄のチャイナウオッチ】「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」【20世紀の魔都・香港】

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 「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」
 
香港の港湾や工場などの労働者に長年愛用されてきた香港製造の丈夫なTシャツ「利工民」というブランドがあることは全く知らなかった。
一度、購入して品質を確認してみたい。

 香港が完全に共産党一党独裁国家中国の支配下に置かれてしまうと……香港の魅力が半減してしまうのではないだろうか?

【20世紀の魔都・香港】の存続が21世紀になり風前の灯の様な状況らしい。香港民衆には頑張って貰い、何とか「一国二制度」を保持して共産党一党独裁国家中国からの独立を保持して貰いたい。
最近では、共産党一党独裁国家中国に拠る香港侵攻が益々強化されており、心配だ。
 



【20世紀の魔都・香港】【河崎真澄のチャイナウオッチ】
「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」
2017.6.29 09:00

香港の繁華街モンコックを歩くアレンさん。香港の真の魅力を日本人に伝えようと「香港魂」と名付けたブログを日本語で書き続けている(6月1日、河崎真澄撮影)


 香港の港湾や工場などの労働者に長年愛用されてきた香港製造の丈夫なTシャツ「利工民」など、隠れたヒット商品が日本語で紹介されている。香港人も実は品質や職人芸へのこだわりが強いことを訴え、日本人の心をくすぐる。観光や金融だけが香港ではない。

 香港生まれ香港育ち、5年間の日本滞在経験をもつアランさん(44)が綴っているブログ「香港魂」だ。

 http://hongkongsoul.blogspot.jp/

 歴史や食べ物、観光や夜景といったガイドブック的な香港紹介もあるが、香港製造(メードイン・ホンコン)、マフィア、観光地以外の街の紹介など、ディープなネタまで香港をとことん、キメ細かく伝えようとする意識がにじみ出る。ブログの読者は約7000。60%が日本人で40%が日本語のわかる香港人だという。

 1997年に英国から中国に返還された香港。この7月1日で20年を迎えるのを前に、香港在住22年の日本人女性、横山克恵さんに紹介してもらったアランさんに、繁華街モンコックを歩きながら話を聞いた。

   □    □

 なぜ香港紹介のブログを日本語で、との問いに、アランさんは、香港文化や伝統、考え方や職人芸など幅広いテーマを記録していくうちに、「香港には日本人の考え方と共通することが多いと改めて感じ、むしろ日本人にこそ香港人の深さを知ってもらいたいと願うようになった」と話す。

 日本留学から香港に戻って、改めて故郷の香港に向き合ってみると、古代中国発祥の儒教的な考え方や秩序、謙虚さ、優しさがどこか根底にある一方、西洋的な合理性や先進性もバランス良く兼ね備える点で、香港人と日本人は感覚的に近しい、と感じたという。

 一方、中国共産党政権が統治する中国本土は、「かつて『大躍進』や『文化大革命』で社会が大混乱に陥り、伝統も文化も破壊しつくされてしまった」。もはや文化的にも伝統的にも香港人とは「別の存在」になってしまったと感じる人が少なくない。香港人が本土の中国人よりも、むしろ日本人にシンパシーを抱く理由はここにありそうだ。

 アランさんの中で、そうした意識がこの数年で強まった背景には、香港における中国の「存在感」膨張も大きい。英国時代の香港で73年に生まれ、アイデンティティーは「いまも英国植民地の香港人」と感じているアランさん。「母なる英国に棄てられた香港人。その後、実の母を名乗る中国が来たが、図体ばかり大きい。海外で人に『中国人か?』と聞かれるとイヤな気持ちになる」と明かす。

   □    □

 97年の返還後、2003年に広東省が感染源の「新型肺炎(SARS)」が香港で猛威を振るい、外国人観光客の激減など経済で大打撃を受けた。その香港を経済的に救うとの名目で中国政府は、それまで規制が強かった中国本土の人の香港訪問を段階的に解禁したため、「文化的に質の異なる中国人が大量に香港に入境して、秩序が破壊されるようになった」という。

 香港へは隣接する広東省深●(=土へんに川)など、中国本土から延べ人数で年間4000万人を超える人が入境するが、一時的な観光客や商用客のみならず、出産のための越境妊婦、香港人を押しのけて香港の大学に“留学”してくる中国本土からの大学生など、年間数万人にのぼる本土からの“移民”の存在と影響力は大きい。数の論理で、香港色がどんどん薄められていくことへの危機感と嫌悪感が募るからだ。

 「97年の中国返還前は香港でだれもが努力さえすれば将来があったし報われたが今は違う。中国に関わらないと仕事がないんだ」とため息をついた。20年前は人口13億人の中国本土の国内総生産(GDP)の金額に対し、600万人ほどの香港のGDPは20%以上の規模があった。経済的に香港に優位性があったが、いまでは本土の3%にも満たない水準。マネーパワーは20年で完全圧倒された。

 そうした経済力の“逆転劇”が影響したのか、強大な軍事パワーも背景になっているのか。「香港を訪れる中国本土からの中国人はあまりに威圧的。道ばたで用を足したり、ツバを吐いたりという非文明的な行為もそうだが、それ以上に理由なく香港人を見下す態度が許せない。一方で香港人は『ノー』と言えなくなった。反感しか残らない」とくやしさをにじませる。

   □    □

 2年前に娘が生まれたアランさん。「この子が大人になるころには香港の伝統や文化、香港人の考え方は中国に押しつぶされて完全に失われてしまう。何らかの形で香港人の『魂』を残さなければならないと思った。それが『香港魂』のブログ。娘が将来、日本語を勉強するかどうか分からないが、世界のどこに行っても香港魂を忘れずに生き延び、父の文章を理解する日が来る」と願っている。

 娘がいつか香港を離れざるを得なくなり、日本で暮らす日が来ることを想定しているのかもしれない。

 日本人からみると「大げさ」な表現に聞こえる。だが、香港人にとっては真剣だ。返還20年のいま、香港に「一国二制度」で言論や結社の自由、民主的な社会制度が保障されるのはあと30年。2047年6月30日までのことだ。アランさんの娘が32歳になると、香港は中国共産党の政権が厳格に統治する「地方都市のひとつ」にすぎなくなる。

 民主化デモや政府批判はもちろん非合法。言論の自由は奪われ、選挙も禁じられるだろう。英国統治が150年以上続き、東洋と西洋が交わった香港の伝統や文化も、母語である広東語も、香港人としての誇りまで、ズタズタに潰されてしまう懸念があるからだ。

 故郷がアウェーになりつつある香港人の苦悩。「DNAからいえば中華民族に違いないが、中国共産党政権下の中国人には決してならない。香港人の『魂』が消えてなくなることがあってはならない」。繰り返し繰り返し力説するアランさんの眼鏡の奥に、涙がにじんでいるように見えた。

(香港 河崎真澄、写真も)

■香港返還の経緯■

 英国統治下にあった香港の主権返還をめぐり、1984年12月にサッチャー首相と趙紫陽首相が北京で中英共同宣言に調印し、資本主義の経済制度、言論の自由など民主制度を50年間、維持することを明記した。97年7月1日に返還され、香港は中国の「特別行政区」になった。憲法に当たる「香港基本法」は、共産主義と資本主義の異なる体制を併存させる「一国二制度」で、香港の「高度な自治」を保障した。中国は香港に政府の出先機関を置き、人民解放軍の部隊も駐留させた。










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