FC2ブログ

習近平が次に粛清する「超大物」の名前〜5年に1度の党大会に向けた権力闘争が始まった! ターゲットは中国最大の親日派!? 【週刊現代,近藤大介】

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 ターゲットは中国最大の親日派!? 習近平が次に粛清する「超大物」の名前〜5年に1度の党大会に向けた権力闘争が始まった!

 習近平の力を削ぐには、習近平の盟友である王岐山を叩くことが最初の一歩かも知れない。

「ならず者国家」中国が崩壊するのは、共産党一党独裁国家内の権力闘争が切欠で内部崩壊することがその始まりなのではないか?





習近平が次に粛清する「超大物」の名前〜5年に1度の党大会に向けた権力闘争が始まった!
ターゲットは中国最大の親日派!? 週刊現代,近藤大介
2016.06.23



トランプvsクリントンのデッドヒートが続くアメリカだけでなく、中国でも権力闘争が激化している。勝てば官軍、負ければ匪賊。習近平主席が「標的」にしているのは、中国最大の親日派なのか——。

今年の誕生日プレゼントは

北京の最高幹部たちの職住地である「中南海」の人々が緊張に包まれる日が、今年もまたやって来る。6月15日——中国人なら誰もが知っている、習近平主席の63回目の誕生日である。

古今東西、独裁者の誕生日には、部下たちが忠誠を示す「プレゼント攻勢」に出るものだ。

習近平が最高権力の座に就いて、初めて迎えた'13年のこの日、幹部たちは、新主席の一番の趣味であるサッカーで歓心を引こうと、「格下」のタイ代表チームを北京に呼んで、中国代表と国際親善試合を組んだ(結果は1-5と大敗し、幹部たちは青ざめた)。

昨年の6月15日には、「最高の株価」で主席の誕生日を祝おうと、上海総合指数の8年ぶりの高値を目指して「工作」した(結果は当日2%暴落し、その後3週間で34%も暴落したことで、やはり幹部たちは蒼くなった)。

今年の誕生日は、サッカーでも株でもなく、習近平主席が最も喜ぶ「個人崇拝」で祝おうと、中国共産党の幹部たちは躍起になっている。

「二つの学習と一つの行動」——4月27日、4日間にわたる安徽省視察を終えた習近平主席は、新たなスローガンをブチ上げた。共産党党規と習近平講話を学習し、共産党員として習主席を崇める「正しい行動」を取るというキャンペーンだ。

5月2日には、人民大会堂(国会議事堂)で、56の全民族から一人ずつ美少女を選んで結成した女性ボーカルグループ「56輪の花」がコンサートを開き、美少女たちが「習近平賛歌」を絶唱した。

「56輪の花」は一説によれば、元国民的歌手の彭麗媛・習近平夫人の指示で、日本のAKB48をまねて結成したという。歌う内容はまるで異なるが、中国は「AKB48を超える世界最大規模の美女軍団」と喧伝する。

1万人を収容する人民大会堂には、中国の有力メディアがあまねく招待され、「習近平賛歌」の「賛美報道」を要請された。今年2月19日に習近平主席が、「メディアは共産党の色に染まれ」と命じて以降、中国メディアは一斉に右へならえである。



また、4月末から7999万人の中国共産党員全員に、計1万5000字もある共産党党規を手書きで書き写すことが義務づけられた。「中国を指導する」共産党員たちは、5月のメーデーの3連休も、6月の端午の節句の3連休も、ひたすら無味乾燥な党規の「筆記」に明け暮れた。

狂信的な毛沢東崇拝運動だった文化大革命の開始50周年にあたる5月16日には、江西省の南昌鉄道の若い修理工夫婦が、結婚式の夜にも、礼服姿で共産党党規を必死に書き写していたという「美談」が、共産党系メディアによって写真付きで流布された。

このように習近平主席を、かつての毛沢東主席のように個人崇拝していこうというキャンペーンは、習近平主席の誕生日に向けて、ますます盛り上がりを見せている。
潜伏する「打虎隊長」

こうしたキャンペーンの背後にあるのは、来年秋に控えた、5年に一度の第19回中国共産党大会である。この党大会で習近平主席は「プーチンのロシア」を手本にした「習近平の中国」の確立を目論んでいるのだ。

これを実現すべく、習近平主席の右腕として暗躍しているのが、「打虎隊長」(虎=汚職幹部を打倒する隊長)の異名を取る王岐山中央紀律検査委員会書記(共産党序列6位)である。二人は青年時代に、陝西省の寒村で寝食をともにして以来、40年以上の仲だ。

王岐山書記は、この3年半というもの、最大最強の長老・江沢民元主席(89歳)の側近たちに、「腐敗分子」のレッテルを貼って、次々に粛清していった。公安(警察)利権を一手に握っていた周永康前常務委員(共産党序列9位)、人民解放軍の「二枚看板」と言われた徐才厚、郭伯雄両元中央軍事委員会副主席らも、容赦なく投獄した。

そのため、政治に敏感な中国人は、王岐山書記の消息がしばらく途絶えるたびに、「大老虎」(大幹部)が捕まる前兆に違いないと、察知するようになった。

そんな王岐山書記は、今年4月20日以降、実に47日間にもわたって身を潜めた。ようやく6月7日になって、北京で開かれた幹部同志との座談会に出席した模様を、中国中央テレビが報じた。

王書記のこれまでの「最長潜伏期間」は24日。それだけに、その2倍もの間、動静が伝わらなかったのは、新たな、そして特大の「大老虎」を狙っていると見るのが自然である。



それは一体、誰なのか?

中央紀律検査委員会のホームページを見ると、6月8日付で、「今週引っ捕らえた77人リスト」が載っている。

だが、トップに出てくる北京市司法局弁護士トレーニングセンターの陳光毅元副主任が着服したのは、たかだか7万3500元(約120万円)にすぎない。前述の郭伯雄上将が、邦貨で4兆1000億円も隠匿していたことを思えば、これでは「虎」ではなくて「蠅」である。

これまでの「老虎」捕獲のパターンを見ると、例外なく、まずはその側近を捕らえている。

最近失脚した注目すべき幹部と言えば、5月30日に中央紀律検査委員会が汚職調査を発表し、6月3日に職を解かれた李雲峰・江蘇省副省長である。李副省長は皮肉なことに、5月27日に開かれた習近平総書記の講話を学習する江蘇省の党常務委員会に出席した後、拘束されたのだ。

これで習近平時代に入ってから、共産党中央委員会で実に21人目の「落馬」となったが、この江蘇省に34年間勤務し続けた地方幹部が注目されたのにはワケがある。同じ江蘇省出身で、共産党序列12位の李源潮国家副主席の側近なのだ。



「太子党」と「団派」の闘い

'12年11月に、習近平が中国共産党トップの総書記に就任した時、共産党には「3つの派閥」が存在した。習仲勲元副首相の息子である習近平を代表とする「太子党」(革命元老の子弟)、「上海閥」と呼ばれた江沢民派、そして胡錦濤前主席や李克強首相率いる、共産党の青年団体である共産主義青年団出身の「団派」だ。

習近平主席と、やはり姚依林元副首相の娘婿で「太子党」の王岐山書記のコンビは、この3年余り、「腐敗撲滅」の御旗を掲げて、江沢民派の幹部を次々と失脚させてきた。これは、江派が国有企業を中心とする各種大型利権を握っていたことと、すでに80代後半の江沢民元主席を始め、衰えが顕著だったためだ。

いまや江沢民派は、相当なダメージを負った。そのため習近平・王岐山執行部は、来年の党大会に向けて、「団派」にも標的を広げた。「団派」の現役トップは、共産党序列2位の李克強首相、そして第2グループに12位の李源潮副主席がいる。

習近平主席が「団派」に対して「宣戦布告」したのは、春節(旧正月)明けの2月22日に開いた党中央政治局(トップ25)会議だった。中国経済が悪化の一途を辿っていることにかこつけて、「経済をうまくやらない幹部は、その地位にかかわらず責任を取ってもらう」と強弁したのだ。

これが、横に座った李克強首相に向けた発言であることは、一目瞭然だった。ここから、個人崇拝化を推進しようとする習近平執行部と、阻止しようとする「団派」との権力闘争が激化していった。



李克強首相の年に一度の晴れ舞台と言えば、国会にあたる全国人民代表大会の開幕日にあたる3月5日に、国務院総理として2時間近く演説する「政府活動報告」だ。

ところが今年は、李克強首相が作成した演説草稿に、習近平主席が何と3回も、ダメ出しした。そのため最終的な「政府活動報告」は、李首相らしい大胆な経済改革色は薄れ、「習近平思想」が随所に盛り込まれた。
江沢民はいまだ死なず

すっかり意欲が失せた李克強首相は、何度も草稿を読み間違え、顔が汗だくになった。あげくに決定的なミスを犯した。

「鄧小平の一連の重要講話の精神を深く貫徹する!」

李首相は力強く述べたが、原稿では、「鄧小平」ではなく「習近平総書記」となっていた。

習近平主席を始めとする「太子党」が、「建国の父」毛沢東元主席を尊敬しているのと同様、李克強首相ら「団派」は、「改革開放の父」鄧小平元軍事委主席を尊敬している。そして毛沢東や、その後継者を気取っている習近平のことは心中、快く思っていない。こうしたホンネが、ポロリと露呈してしまったのだ。

この時、壇上に座っていた習近平主席は、苦虫を噛み潰したような顔に変わった。実際、李克強首相が演説を終えると、習近平主席は、恒例となっている首相との握手もせず、李首相を完全無視して、スタスタと壇上から立ち去ってしまった。

5月9日、習近平主席は反撃に出た。共産党中央機関紙『人民日報』に、異例とも言える李克強首相率いる国務院の経済政策を否定するかのような長文の記事を掲載させたのだ。26日にも同紙に、マルクス主義政治経済学の称賛記事を出させた。

習主席は5月17日には、哲学社会科学活動座談会を開催し、20日には中央全面深化改革指導小グループ会議を招集。それぞれ毛沢東思想と社会主義の価値観を強調し、「団派」の「二人の李」を牽制したのだった。



李源潮副主席は、先代の胡錦濤時代に党中央組織部長(人事部長)を務め、習近平執行部には一貫して距離を置いてきた。大の親日派としても知られ、5月5日には、訪中した高村正彦自民党副総裁ら日中友好議員連盟訪中団と会見している。

だが、北京でにわかに李源潮失脚説が流れ始めたことで、本人はこの噂を払拭しようと、積極的に自己弁護を始めた。

6月1日の「子供の日」に開かれた児童文学作品販売拡大座談会に、なぜか国家副主席が参加し、習近平主席の重要講話の偉大さを強調。8日には、ケニアのアミーナ外相と会見し、やはり習近平主席が進めるアフリカ重視策を宣伝したのだった。

ただ、習近平・王岐山が首を取ろうとしているのは李源潮ではないという見方もある。元数学教師の李源潮はさしたる利権を持っておらず、習・王ラインが狙うのは、いまだ利権を手放さず、密かに習近平体制転覆を狙う江沢民派の子弟グループだというのだ。たしかに子弟グループは、上海と江蘇省を拠点にしており、説得力がある。

ともあれ次の中国政治のヤマ場は、引退した長老たちも加わって共産党の方針を決める8月初旬の「北戴河会議」だ。習近平主席は昨夏、江沢民派による自身への包囲網を察知し、この会議を直前に中止しており、今年も開かない可能性がある。

来秋の党大会まで、習近平派vs.「団派」、江沢民派の、一時も息が抜けない権力闘争は続く。

最強の中国ウォッチャーが描くアジア新皇帝「日本潰し」の内幕

こんどう・だいすけ/本誌編集次長。『現代ビジネス 北京のランダム・ウォーカー』コラムニスト。このほど『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』(講談社現代新書)を上梓した


「週刊現代」2016年6月25日号より









続き・詳細は下記へ
↓ ↓ ↓
週刊現代電子版の記事へ









左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646
スポンサーサイト



テーマ : 「ならず者国家」中国
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Red Emperor

Author:Red Emperor
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001