なんでも鑑定団「中国の土産物屋で数千円レベル」〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

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 曜変天目が見付かった? 「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

 古美術鑑定家の中島誠之助さんが「なんでも鑑定団が始まって最大の発見ですね!」と語り、「曜変天目に間違いございませんね。今日、これが出たことで4点目が確認された」と断言した! 
 
 しかし、 曜変天目の再現に父の代から挑み続け、幾度となく中国に赴いて研究を続けてきた愛知県瀬戸市の陶芸家、九代目長江惣吉さん(54)は「実物を見たわけではない」と前置きしながらも、番組で取り上げられた茶碗は「国宝の曜変天目茶碗とは似ても似つかないものだ」と指摘する。
 
 これで、古美術鑑定家の中島誠之助さんの古美術鑑定家としての地位も名誉も地に落ちたのではないか?

 なんでも鑑定団(テレビ東京)は面白かっただけに、残念な騒動になってしまった。




【衝撃事件の核心】
「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」
2017.2.16 05:30

【衝撃事件の核心】
昨年12月の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級の曜変天目」と鑑定された茶碗。専門家から「似ても似つかない」などと疑義が相次いだ(テレビ東京の放送画面から)


 徳島県教育委員会が、テレビ東京系の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級」と鑑定された茶碗(ちゃわん)を文化財に指定するために計画していた調査を一転して中止した問題は、強い反響を引き起こした。産経新聞が9日に報じ、ウェブサイトにも掲載すると早速、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で話題に。番組の鑑定結果に複数の専門家から疑義が示されていることを受けて、「単なる娯楽番組では済まされないぞ」といった批判の声も渦巻いた。果たして茶碗は「本物」なのか「まがいもの」なのか。(佐藤祐介)


中島誠之助さんが絶賛

 「ますます疑惑は深まるばかり」

 「だからこそ窯変天目(曜変天目=ようへんてんもく)は価値がある」

 産経新聞大阪本社のウェブサイト「産経ニュースWEST」に徳島県教委の調査中止に関する記事が載った9日、SNSではさまざまな反応がみられた。

 「国宝級」と鑑定されていたのは、昨年12月20日放送の「開運!なんでも鑑定団」に持ち込まれた茶碗。古美術鑑定家の中島誠之助さんが「なんでも鑑定団が始まって最大の発見ですね!」と語り、「曜変天目に間違いございませんね。今日、これが出たことで4点目が確認された」と続けたのだ。

 曜変天目とは南宋時代(12~13世紀)の中国・福建省で制作された陶器。完全な状態では3つしか現存せず、藤田美術館(大阪市都島区)と静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)、大徳寺龍光院(京都市北区)で所蔵。いずれも国宝に指定されている。


 茶碗の所有者は徳島県内でラーメン店を経営する男性で、大工をしていた曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際に買い受けた古美術品の中に交ざっていたという。三好家の家系図などと一緒に埋もれてしまっていたが、気になって番組に鑑定を依頼したようだ。

 中島さんは番組で「漆黒の地肌に青みを帯びた虹のような光彩がわき上がっていて、まるで宇宙の星雲をみるようだ」と絶賛。100万円と自己評価していた所有者の男性が驚くのをよそに、2500万円の鑑定額がついた。


専門家「似ても似つかぬ」

 しかし直後から、この鑑定結果に異を唱える専門家の声が続出した。

 そもそも曜変天目は、窯で焼いたときに偶然に近い形で青や藍の斑紋がついたものを指す。宇宙の星々のように輝き、光の当て方や見る角度によって色が変わる模様が特徴。15世紀前半ごろから「星」や「輝く」を意味する「曜変」の字が当てられるようになった。

 曜変天目の再現に父の代から挑み続け、幾度となく中国に赴いて研究を続けてきた愛知県瀬戸市の陶芸家、九代目長江惣吉さん(54)は「実物を見たわけではない」と前置きしながらも、番組で取り上げられた茶碗は「国宝の曜変天目茶碗とは似ても似つかないものだ」と指摘する。

 長江さんによると、曜変天目の模様は破裂痕のようになるのが主な特徴だが、番組で取り上げられた茶碗の模様は絵の具を塗ったものである可能性が高いという。「素人が見ても違いは明らかだ。中国の土産物屋で数千円で売っているレベルの品物の可能性もある」と一刀両断する。



 また、2500万円とされた鑑定額についても安すぎると指摘。曜変と比べて価値が下がるとされる「油滴(ゆてき)天目茶碗」でさえも、米競売商クリスティーズで最高12億~13億円の値がつくといい、「本物の曜変なら桁(けた)が3つくらい増えてもおかしくない」と語った。

 曜変天目に詳しい美術館学芸員は「放送を楽しみにしていたが、ひっくり返るかと思うほどびっくりした。鑑定する以前の問題だと思う」とあきれ顔だ。

 ツイッターでは9日、番組を見たとみられる人たちが「確かに今考えると、本物なら価値的に億単位になってもおかしくない」「やはり違ったみたい」などと書き込んでいた。

所有者は「今後はノーコメント」

 番組の放送を受けて、徳島県教育委員会は茶碗を文化財に指定するための調査を計画。県文化財保護条例に基づき、男性に文化財指定の申請をする意向を確認した。

 県教委によると、男性は当初は協力的だったが、しばらくして「諸般の事情で資料を外に出さないでもらいたい」「この件は今後ノーコメントにします」との申し出があり、調査実施は白紙となった。茶碗をめぐってSNSなどを通じ、鑑定結果を疑問視する専門家たちの意見が相次いでいたころだった。

 関係者によると、男性は突然有名になり、押しかけてきたテレビ局のリポーターにマイクを突きつけられたり、ラーメン店や自宅に脅迫めいた電話がかかってきたりしたことで、困惑を深めていたという。

 県教委は今後、所有者から再度申請があった場合には調査を検討する。

「歴史的価値が下がってしまう」

 古物の取引をめぐっては、詐欺事件が起きる懸念がつきまとう。

 別の美術館の学芸員は、億単位という鑑定価格がついた「偽物」を買い取ってしまうケースを念頭に「本物と思い込んで購入した人は気の毒だ」とした。



 業者が偽物と分かっていながら本物と称して販売する悪質なケースでは、これまでに詐欺罪に問われた事例がある。ただ、「業者が間違った鑑定を信じて販売した場合は故意ではないため、罪に問うことは難しい」(捜査関係者)とされる。

 長江さんも「ちょっと探せば日本でも同じようなものが手に入る。これが出回れば曜変天目の〝本物〟が世にあふれ、茶碗自体の歴史的価値が下がってしまうことにもなりかねない」と危機感をあらわにする。

〝再鑑定〟どうなる?

 今回の“発見”はいまやメディアの報道を通じて世界中に拡散されている。

 ネット上では「娯楽番組だから真偽はどうでもよい」とする声がある一方、「もし偽物だったら残念でならない」「あれだけの人気番組の鑑定なら鑑定の根拠を知りたい」という声も上がっている。

 長江さんは「いくら娯楽番組といっても、値段という客観的な評価をつけるのであればその根拠を示すべきだと思う」と話す。

 真相は現在、曜変天目茶碗の漆黒よりも深い闇の中にある。「鑑定結果は番組独自の見解に基づくもの。番組の制作過程はお答えしていない」(広報部)と説明しようとしないテレビ東京は、ここまでの騒動を引き起こした番組の鑑定結果をどう〝再鑑定〟するのだろうか。






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