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露極東の「牽引役」日本製中古車輸入ビジネス ルーブル暴落で曲がり角…ウラジオストクから緊急報告【ロシア極東情報】【経済インサイド】

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 ロシア極東のウラジオストクの話し。

 ルーブル暴落は有名だったが、対円でのルーブルの価値は2014年初めと比べて約半分にまで下がっているとは、知らなかった。

 日本製中古車輸入ビジネスが、露極東経済の「牽引役」と言われる程に重要な役割を担っていることも知らなかった。

 このルーブル暴落の直撃を受けて日本製中古車輸入ビジネスは大苦戦の様だが、逆にこのルーブル安を利用して日本からの観光客をもてなす観光業に力を入れることができないものだろうか? 「超」反日国家・韓国へ行くよりも親日国ロシアへ行く方がヨーロッパ気分も味わえて楽しいと思うのだが……。

 ウラジオストクの現地の声として、ベルケエンコ氏はロシア極東の人々の特徴として「疑い深く、物事が良い方向に変わるということを信じようとしない」傾向があると指摘する。そして「現状に不満があるならば、自分を信じて行動すべきだ。すべての企業がその方向を目指せば、必ず状況は変わる」と語り、極東ビジネスの“現状打破”を熱く訴えた。
 ロシア人は最初は「疑り深い」とか欧米人程には「馴れ馴れしくない」「明るくない」とは頻繁に言われるが、ロシア極東の人々の特徴として「疑い深く、物事が良い方向に変わるということを信じようとしない」傾向があるとは知らなかった。

 対中国そして有史以来中国の属国である北朝鮮と韓国戦略の為にももっとロシアとは仲良くしたい。安倍晋三首相には「北方領土問題」の進展に期待したい!




【ロシア極東情報】【経済インサイド】
露極東の「牽引役」日本製中古車輸入ビジネス ルーブル暴落で曲がり角…ウラジオストクから緊急報告
2016.10.27 07:00


露極東ウラジオストクの幹線道路。走行している車の大半は日本製中古車だった=9月


 ロシア極東の経済を牽引(けんいん)してきた日本製中古車輸入ビジネスが曲がり角にさしかかっている。通貨ルーブルの下落と円高で輸入価格は高騰。景気悪化と相まって、販売が急落しているためだ。不透明な品質に対する消費者の視線も厳しさを増すなか、従来にはない新たな業態を模索する動きも出ている。

 「売れ行きはさっぱりだ。壊滅的だよ」

 露極東ウラジオストクにある青空中古車市場「ゼリョーヌイ・ウーグル(緑の角)」。並べられた日本製の中古車を見つめながら、販売員(50)はため息をついた。車が売れないためか、テーブルに日本から持ってきた酒やコーヒー、湿布薬などを並べて売っている。「この薬の成分は何だ?コーヒーをまとめて輸入するには、ここに電話をすればいいのか」。中古車買い付けのため、日本を何度も訪れたというこの男性は、“サイドビジネス”用商品の説明を盛んに求めてきた。

                  ◇

 露極東はソ連崩壊後、中央政府からの支援が滞り、経済が壊滅状態に陥った。そのなかで、住民が活路を見いだしたのが日本製中古車の輸入ビジネスだ。古くても、丈夫で性能の高い日本の中古車は瞬く間に極東全域に広がり、政府が自国内での生産を奨励するためさまざまな規制をかけても、その需要は途絶えなかった。



 極東ウラジオストクでは、今でも路上を走る車のほとんどが日本から輸入された右ハンドルの中古車で、市内のあちこちに中小の修理工場や部品店が並ぶ。「単なる売り買いだけではなく、経済システム全体が生み出された」(専門家)とまで評価されるゆえんだ。

                 ◇

 しかし輸入車ビジネスは、2014年以降のルーブル暴落の直撃を受けた。現在、対円でのルーブルの価値は14年初めと比べて約半分。ロシア国内の景気悪化も相まって、中古輸入車の売れ行きは厳しさを増している。

 品質面でも、人々の視線は厳しさを増している。「この車は日本の中古車だけど、どれくらい古いものか、本当のところは分からない。走行距離のメーターなども、“いじられている”だろう」

 個人で車を購入したというタクシー運転手のアナトーリさん(35)は、記者をゼリョーヌイ・ウーグルまで送る車中で中古車への不信を口にした。購入した車の値段を聞くと、それほど安くはない。日本製への信頼から中古車を買うというが、ビジネスのあり方には不満も強いようだった。

                 ◇

 従来型の中古車ビジネスから脱皮し、新たな業態創出を目指す経営者もいる。

 ウラジオストクから車で約30分。幹線道路沿いに、日本や欧州ブランドの新車を扱う大型販売店があった。なかにはカフェやさまざまなグッズの販売スペースも併設され、客がくつろげるよう工夫しているのが印象的だった。



 店舗を経営するスモウトリ・テフノホールディング社のベルケエンコ社長(43)は、極東の自動車販売業界では知られた存在だ。1990年代から中古車輸入ビジネスを手がけ、後に商用車や、新車販売にも事業を拡大してきた。社名はもちろん、日本の「相撲取り」が由来だ。高い技術や規律、精神性を表現しているのだという。

                 ◇

 「公正に、オープンに、そして安く車を売ることに注力してきたことで、事業を広げる可能性が生まれたと思う」。ベルケエンコ氏はそう語り、極東にはびこる不透明な中古車ビジネスに批判の目を向ける。

 業態を多様化した結果、ビジネス環境が激変した過去のロシアの経済危機や、現在も続くルーブル下落も乗り切ることができたと振り返る。経済状況は現在も厳しいが、「ビジネス文化の変革や住民生活の改善につながれば」として、地域振興を視点にしたサーキット場建設や、日本人選手らも出場するレース運営なども手がけている。

 ベルケエンコ氏はロシア極東の人々の特徴として「疑い深く、物事が良い方向に変わるということを信じようとしない」傾向があると指摘する。そして「現状に不満があるならば、自分を信じて行動すべきだ。すべての企業がその方向を目指せば、必ず状況は変わる」と語り、極東ビジネスの“現状打破”を熱く訴えた。(ウラジオストク 黒川信雄、写真も)










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