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「近いうちに」っていつ? “曖昧”な日本人と“察しない”中国人

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「近いうちに」っていつ? “曖昧”な日本人と“察しない”中国人
2012.10.29 11:00 [中国]

 「近いうちに」という言葉が連日、新聞紙面で取り上げられている。食事会の席で中国の友人とこの話題になった。といっても彼が聞きたがったのは、衆議院の解散時期ではない。「近いうちに」という言葉を使うときの日本人の感覚について、である。

 「近いうち、とは具体的にいつを指す言葉?」と彼は熱心に質問する。曖昧な表現で会話が成立する日本人が、彼には不思議に見えるようだ。

 言葉の話し手と受け手の感覚のズレ。これを「基準の感覚差」と言う。異文化研修では必ず取り上げるテーマである。つまり、話し手と受け手のモノサシが一致しているかどうか。

 異文化間では双方のモノサシがずれていたりして、認識のズレが生じ、これがコミュニケーションギャップを引き起こす。

 ビジネスの現場でもよくある。田中さんが陳さんに資料のコピーを頼んだ。「陳さん、悪いけど時間があったらコピーやっておいてくれない。すまないが、急いでいるんだ。できるだけ早くね」と田中さん。このように田中さんは「時間があったら」とか、「できるだけ」という言葉を使って相手の気持ちや仕事の状況に配慮する。

 相手が日本人であればそれでもよい。時間や期限をはっきり伝えなくても、頼まれた側は場の空気を読んで判断する。田中さんの表情や指示の仕方で、どれほど急いでいるかを考える。頼む側もはっきり時間や期限を言わなくても、相手に察してもらうことを期待するのだ。

 しかし、相手が中国人では難しい。例えば、田中さんの期待する「早く」は5分だとする。もし、陳さんが10分後にコピーを持って行ったら、「何やっているんだ。遅いじゃないか」と田中さんは眉をしかめる。「気が利かないな」と陳さんは小言を言われることになるかもしれない。しかし、田中さんは「5分」と時間を区切ってはいない。漠然とした曖昧な指示の仕方をしている。

 日本人は言うべきことをはっきりと言わないことが多い。日本人同士のコミュニケーションでは互いに空気を読み、相手が期待していることを考える。だからコミュニケーションギャップは生じない。しかし、中国人を相手にする場合は言うべきことははっきり言うべきだ。これがコミュニケーションギャップを未然に防ぐポイントである。実は日本人同士でもそう心がけたいのだが。(TCA駐日代表・吉村章)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121029/chn12102911010000-n1.htm



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