【正論】袴田茂樹・新潟県立大学教授6月1日、プーチン大統領は北方領土めぐり「重大発言」 不可解すぎる官邸の対露政策 【日露関係】【北方領土交渉】

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 プーチン大統領は北方領土めぐり「重大発言」 不可解すぎる官邸の対露政策 新潟県立大学教授・袴田茂樹
 
 袴田茂樹・新潟県立大学教授の現在の日露北方領土交渉への厳しい指摘だが、確かに一理あると思うのだが……。
 しかし、外務省の官僚が積極的に動いていない現状では、どうすれば北方領土がロシアから日本へ返還されるのだろうか?
 
 個人的には、南樺太(現サハリン)までロシアから日本へ返還して貰いたいのだが……。





【正論】【日露関係】【北方領土交渉】
6月1日、プーチン大統領は北方領土めぐり「重大発言」 不可解すぎる官邸の対露政策 新潟県立大学教授・袴田茂樹
2017.6.13 11:00



 6月1日にプーチン大統領は、日露関係や北方領土問題に関して重大発言をした。私にとって衝撃的だったのは、日米韓などが北朝鮮の核・ミサイル開発に対抗してミサイル防衛(MD)システムなどを強化していることに対して、彼が「これはイランの核を口実にした欧州でのMD配備と同じ欺瞞(ぎまん)で、問題は全く北朝鮮にあるのではない」と述べたことだ。

 つまり彼は、日米韓の本音は露を対象にしたMD包囲網の強化だとの被害者意識を強めている。あるいはそれを理由に、北方四島の軍事強化を正当化しているのだ。彼は「これらの島はその最適の場所」とさえ言う。露は公式には北朝鮮の核・ミサイル開発を批判するが、実際には日米韓が北朝鮮を「喫緊の脅威」と強い懸念を抱いていることを全く無視している。

≪二島返還さえ拒否する口実に≫

 6~7年前までは露指導部も「日米のMD協力は露向けではない」と理解を示していたが、「クリミア併合」などで欧米と激しく対立して以来、被害者意識をとみに強めた。今では「信頼できるのは軍事力のみ」と公然と述べる。

 プーチン発言で日本人に失望感を与えたのは、日米安保条約がある限り、色丹、歯舞を渡せば米軍基地ができ、「それは絶対容認できない」として、事実上二島返還さえ拒否したことだ。この拒否の言葉は、以前から露側の発想や心理、行動に目を向けてきた筆者には驚きではなかった。日米安保条約は以前から存在していたし、今回は二島返還をも拒否する新たな口実にしただけだ。

 彼は昨年12月の訪日時にも同条約に懸念を表明した。問題は安倍晋三首相の熱意のある対露経済協力にもかかわらず、プーチン政権下で対日姿勢は強硬化し、領土交渉は後退していることだ。

 最近では、4月の首脳会談で合意した四島での「共同経済活動のための合同調査」も、共同経済活動に関する両国の基本認識が異なるため-ロシア側は「ロシアの法の下」で、日本側は「特別の制度」の下で行うとしている-その話し合いの段階から躓(つまず)いている。

≪メディアは幻想を抱かせ続けた≫

 官邸は昨年末の共同経済活動の首脳合意を、平和条約に向けての成果の如(ごと)く宣伝したが、私は新たなハードルを設けたに等しいと批判した。これは正しかったと思う。苦心して法的グレーゾーンで何か象徴的なことをしても、本格的な共同経済活動は到底無理だ。

 日本では、昨年11月のリマでの首脳会談直後、安倍首相の焦燥感が報道され、領土交渉悲観論が広がったが、プーチン氏の6・1発言はそのダメ押しとなった。わが国のメディアは、12月の首脳会談での彼の強硬姿勢を「まさかのちゃぶ台返し」(週刊朝日)とか「プーチン豹変(ひょうへん)」(文芸春秋、NHK解説委員記事)などと報じたが、無知ゆえでないとしたら、メディアが長年垂れ流した楽観論の責任を大統領に転嫁するものだ。

 これまで日本では首相官邸も多くのロシア専門家やメディアも、「ヒキワケ」とか「相互の妥協」とか「平和条約締結は重要」といったプーチン氏の甘言に飛びついた。そしてメディアは、「経済協力を進めても領土での譲歩はしない」といった彼の発言(2016年9月)や、「二島返還もあり得ないことは百パーセント確実」といった政権筋の露専門家の言(『エクスペルト』16年5月)など強硬論は単なる交渉術と無視して報道せず、首相官邸や政治家、国民などに幻想を抱かせ続けた。

 実際にはプーチン氏は、05年9月に「南クリル(北方四島)は第二次世界大戦の結果ロシア領となり、国際法的にも認められている」と述べ、それ以後、露首脳はこの基本姿勢をむしろ強化している。実はプーチン氏も以前は「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結」と合意した東京宣言の重要性を認める01年のイルクーツク声明にも、03年の日露行動計画にも署名していた。つまり未解決の領土問題存在を認めていたのだ。

 しかし、12年3月の「ヒキワケ」発言の時も「二島を引き渡しても主権は露が保持する」可能性を述べていたが、メディアは前者のみ大きく報じ後者を無視した。もし「豹変」「ちゃぶ台返し」を言うなら、05年に言うべきだ。ちなみに、私は翌年プーチン氏と会談したときに、対日強硬論への彼の「転向」を直接批判した。

≪「新アプローチ」は非論理的≫

 私が納得できないのは、首相の北方領土問題解決の熱意は支持するが、そのための対露政策が非論理的に見えることである。プーチン氏が近年、領土問題での対日姿勢を一層強硬化しているとき、「従来の発想では1センチも進展しなかった」として、露側が「領土問題棚上げ」と理解するような「新アプローチ」を官邸は実行している。当然露側は、自らの強硬政策は正しかったとして、今後もその政策をさらに強めるだろう。

 ロシア人は、すり寄る者は喜んで利用するが、弱者として見下す。わが国としては、経済協力と領土交渉は、あくまで均衡を取って共に進めるべきだ。(新潟県立大学教授・袴田茂樹 はかまだしげき)













続き・詳細は下記へ

↓ ↓ ↓

産経新聞電子版の記事へ









左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646
スポンサーサイト

テーマ : ロシア・ウクライナ・CIS関連
ジャンル : 日記

【北方領土】ビザなし交流第2陣 元島民ら択捉島訪問 共同経済活動で意見交換

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 ビザなし交流第2陣 元島民ら択捉島訪問 共同経済活動で意見交換
 
北方領土が早く日本に返還されることを望むと共に、日露交流が盛んになり日露がもっと固い絆で結ばれることを期待したい。





【北方領土】
ビザなし交流第2陣 元島民ら択捉島訪問 共同経済活動で意見交換
2017.6.12 10:13

ビザなし交流で訪れた択捉島の紗那墓地で、墓参する元島民ら。墓地はロシア人も葬られていた=10日(同行記者団)



 北方領土のロシア人住民と元島民の日本人らが相互に行き来する「ビザなし交流」で、日本側訪問団の第2陣(北村信人団長)が11日、択捉島訪問の4日間の日程を終え、根室に帰港した。現地では、日露双方が「共同経済活動」をテーマに意見交換した。

 訪問したのは、元島民や返還活動の関係者ら61人。初日は根室沖で天候の回復を待ったため現地滞在が1日しかなく、予定していた水産関連施設や温泉見学などがキャンセルになった。

 一行を出迎えた地元行政府のベラウーソワ・タチヤーナ・クリル地区長は「島には多くの自然の名所があり温泉も多い。外国人客を乗せたクルーズ船も訪れたばかり。日本の方も今後、島で観光を楽しむ可能性がある」と島の観光開発に期待感を示した。

 住民交流会では、19人のロシア人が参加し、グループ討論した。ロシア側から「経済活動が進めば、日露平和条約の締結も早く実現する」「領土問題と交流は別」などの意見が出た。日本側からの「流氷がもたらす北方領土の豊かな自然を、ユネスコの世界自然遺産である知床と一緒に、持続的に保存発展させては」という提案に、ロシア側から異論はでなかった。

 一行は墓地で手を合わせた後、ロシア人家庭を訪問。夕食会では、元島民らが日本の唱歌「ふるさと」を合唱、感極まり涙を流す人もいた。13歳まで島にいた岩崎忠明・副団長(83)は「近くまで行けなかったが、生まれ育った紗那に当時の小学校など2施設がまだ残っていることが、わかった。いつまであるかと思うと複雑だ」と話していた。(同行記者団)













続き・詳細は下記へ

↓ ↓ ↓

産経新聞電子版の記事へ









左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646

テーマ : ロシア・ウクライナ・CIS関連
ジャンル : 日記

【日露交流】ロシア側訪問団が帰島へ ビザなし交流65人【北方領土交渉】

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 ロシア側訪問団が帰島へ ビザなし交流65人 
 
 ロシアとのビザ無し交流が再開された。日本を訪れたロシア人達は日本のことを良く思ってくれると思うので、今後も交流を続けていくべきだと思う。
 但し、良からぬロシア人を招き入れてしまうと折角の交流による日露相互理解さえもぶち壊しになってしまい北方領土交渉への悪影響になってしまうので要注意である。





【北方領土交渉】【日露交流】
ロシア側訪問団が帰島へ ビザなし交流65人
2017.5.30 18:42

sty1705300016-f1_北海道・根室港を出港する交流船の船上で涙を流すロシア人生徒ら=30日午後
北海道・根室港を出港する交流船の船上で涙を流すロシア人生徒ら=30日午後
 
  
 北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが相互に往来するビザなし交流で、25日から日本を訪れていたロシア側訪問団65人が30日、北海道・根室港を船で出発した。31日朝に帰島する予定。


sty1705300016-f2_根室港を出発する、ロシア側訪問団らを乗せた交流船を見送る人たち=30日午後、北海道根室市
根室港を出発する、ロシア側訪問団らを乗せた交流船を見送る人たち=30日午後、北海道根室市
 
 
 訪問団は10代の生徒と引率の教師らで、本年度のビザなし交流ではロシア側の第1陣。根室市と東京都内で、日本の高校生ら同世代とフットサルなどで交流。茶道も体験した。

 択捉島から訪れた女子生徒ユーリヤ・ボンダレワさん(13)は「日本食を楽しんだ。日本は、また来たくなる国です」と笑顔を見せた。別の男子生徒(16)は「もっと頻繁に交流したい」と話していた。









続き・詳細は下記へ

↓ ↓ ↓

産経新聞電子版の記事へ









左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646

テーマ : ロシア・ウクライナ・CIS関連
ジャンル : 日記

【ヤルタ密約72年】米英の弱みつけ込んだソ連 “お墨付き”得て北方四島を占拠

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 米英の弱みつけ込んだソ連 “お墨付き”得て北方四島を占拠

 ロシアよ、早く日本に北方領土を返還して、対中国戦略として日露同盟を構築しよう!
 
 序に、千島列島全てに加えて南樺太(現サハリン)も日本へ返して貰いたい。




【ヤルタ密約72年】
米英の弱みつけ込んだソ連 “お墨付き”得て北方四島を占拠
2017.2.23 07:44


 1945年2月に米英ソ3巨頭がヤルタで会談し、ソ連の対日参戦と引き換えに日本領の南樺太と千島列島を割譲するなどの密約を交わしてから72年。今日までロシアが北方四島領有の根拠とするが、英国立公文書館で本紙が発見した極秘文書などを読み解くと、謀略や駆け引きが繰り広げられた舞台裏が浮き上がる。(ロンドン 岡部伸)



 ◆ピンポン」に疑問

 「歴史的ピンポン(卓球のようなきりのないやりとり)を止める必要がある」。昨年末の日露首脳会談後の記者会見。プーチン露大統領は、北方領土をロシア固有の領土との認識を示した上でこう発言した。

 しかし、本紙が英国立公文書館で発見したソ連作成のヤルタ密約草案は、スターリン首相自身がもともとロシア領ではないとみなした北方四島を米英の“お墨付き”を得て確信犯的に奪い取った事実を浮き上がらせた。それを「ピンポン」と呼ぶには無理がある。

 ルーズベルト、チャーチル、スターリンの3巨頭は1945年2月4~11日、クリミア半島の保養地ヤルタに集まり、戦後体制について協議した。

 日ソ中立条約が有効でありながらスターリンは5日目の8日、ルーズベルト米大統領との会談で対日参戦条件を示し、即諾された。グロムイコ駐米ソ連大使の回想録によると、ルーズベルトは会談前、南樺太と千島列島をソ連領とすることに同意する覚書をスターリンに送っていたのだ。



 ◆にじむ深謀遠慮

 スターリンが対日参戦の意志を米国に伝えたのは43年10月の米英ソ外相会談。翌11月のテヘラン会談では、見返りとして日露戦争に敗れポーツマス条約で失った南樺太や大連の租借権など帝政ロシアの領土・権益を要求した。

 しかし、日独の敗色が濃厚となった44年12月には、日露戦争の“損失”ではない千島列島も南樺太と合わせて要求。ヤルタではルーズベルトとの合意内容を文書化することを提案した。ソ連が作成したその草案が、今回英国立公文書館で見つかった極秘文書だ。

 スターリンはその中で、日露戦争で日本が譲り受けた南樺太はソ連に「返還される」とし、一貫して日本領だった千島列島は「引き渡される」とした。旧ロシア領ではない千島列島の割譲が大西洋憲章やカイロ宣言で禁じた領土拡大に該当する-との議論を自ら懸念していたのだろう。書き分けた文面には、深謀遠慮を施した形跡がうかがえる。
 


 千島列島に北方四島が含まれるかどうかも不明のまま、米英はソ連案をほぼ丸のみしたばかりか、日本降伏後の実現まで確約し、スターリンの千島「奪取」を裏書きした。ソ連に大幅譲歩する合意に再考を促したハリマン駐ソ米国大使に、ルーズベルトは言い切った。

 「ロシアが対日戦の助っ人になる利益に比べれば、千島は小さな問題だ」

 ◆スターリン「圧勝」

 ヤルタでスターリンが「圧勝」したのは、米英の弱みにつけ込んだからだ。

 当時、米国では原爆は完成しておらず、本土上陸作戦では日本軍の抵抗で50万人の兵士が犠牲になり、対日戦が47年まで続くことが想定され、ルーズベルトが「背後」からのソ連参戦を熱望していた。

 英国も欧州戦線でドイツの最後の反攻に苦戦。スターリンは、ルーズベルトがアルバレス病(動脈硬化に伴う微小脳梗塞の多発)で覇気を失っていたことも知っていた。中西輝政京都大学名誉教授は「ソ連対日参戦を優先したルーズベルトがスターリンの領土拡大の野望を受け入れた結果、北方領土問題が生じたといえる」と話す。



 ■「連合国の違反議論を予想」

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校の長谷川毅教授の話「草案は考え抜かれた深謀の跡がうかがえる。スターリン首相が、千島列島を日露戦争という『日本国の背信的攻撃によって侵害』された『返還』される領土と区別して、『引き渡される』領土としたのは、千島列島が日本固有の領土であり、これを日本から引き離すことは、戦争による領土拡大を禁止した大西洋憲章とカイロ宣言に違反するという議論が連合国内で起きることを予想していたためだ。こうした区別で千島列島のソ連への譲渡を確実なものにしたのだろう」


wor1702230005-l1_【ヤルタ密約72年】米英の弱みつけ込んだソ連 “お墨付き”得て北方四島を占拠(1) - 産経ニュース








続き・詳細は下記へ
↓ ↓ ↓
産経新聞電子版の記事へ










左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646

テーマ : ロシア・ウクライナ・CIS関連
ジャンル : 日記

【ヤルタ密約72年】ソ連起草の原本発見 英国立公文書館 千島割譲を「引き渡し」と表記 日本固有の領土と認識

Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001

 ソ連起草の原本発見 英国立公文書館 千島割譲を「引き渡し」と表記 日本固有の領土と認識

 北方領土と千島列島をロシアから返還して貰い、対中国戦略の観点から日露同盟を締結したいところである。序に、南樺太(現サハリン)も日本に返還して貰いたい。




【ヤルタ密約72年】
ソ連起草の原本発見 英国立公文書館 千島割譲を「引き渡し」と表記 日本固有の領土と認識
2017.2.23 07:22

wor1702230002-p1_モロトフ外相から2月10日に手渡されたとメモ書きされたヤルタ密約の草案の原本
モロトフ外相から2月10日に手渡されたとメモ書きされたヤルタ密約の草案の原本。3でクリル諸島(千島列島)はソ連に引き渡されると書かれている(英国立公文書館所蔵、岡部伸撮影)

 【ロンドン=岡部伸】大戦末期の1945年2月に米英ソ首脳がクリミア半島ヤルタで、ソ連の対日参戦と引き換えに日本領土だった南樺太、千島列島をソ連に割譲するなどの密約を交わしたヤルタ会談をめぐり、ソ連側が作成した合意文書の草案原本が22日までに英国立公文書館で見つかった。

 日露戦争で帝政ロシアが失った南樺太は「返還される」と表記する一方、千島列島は「引き渡される」と起草段階から区別していたことが判明。ソ連側が同列島を日本固有の領土と認識していた証左で、カイロ宣言(1943年)の領土不拡大の原則に違反するとの議論を想定していたためとみられる。

 ロシアが北方領土領有の最有力根拠とするヤルタ密約が交わされて2月で72年が経過したが、連合国内の批判を封じながら千島列島の強奪を狙ったソ連側の謀略が浮き彫りとなった。

 草案の原本は英語で、文頭に「2月10日 モロトフ(外相)から国務長官に手渡される」とのメモ書きがある。スターリン首相らソ連側が起草し、ハリマン駐ソ米国大使を通じて、ステティニアス米国務長官に渡され、米英側に提示された。ソ連がドイツ敗戦後2~3カ月で対日参戦すると定め、条件として、(1)外蒙古(現モンゴル)の現状維持(2)南樺太の「返還」など日露戦争で失った領土と権利の回復(3)千島列島の「引き渡し」-を盛り込んだ。


 対日参戦の条件としてスターリン首相は、43年のテヘラン会談から、帝政ロシアが、日露戦争を終結させた05年のポーツマス条約で失った領土と権益の回復をあげ、ヤルタではルーズベルト米大統領に対し、南樺太と千島列島を抱き合わせて旧ロシア領として割譲を求め、同意を得ていた。

 ただし、千島列島は、1855年の日露通好条約でまず択捉(えとろふ)・ウルップ島間に国境が引かれ、75年の樺太千島交換条約で千島北東端のシュムシュ島までが日本領となった。このため日露戦争で失った南樺太とは一線を画す必要があったとみられる。

 草案は中国の権益に関する個所に修正が行われた以外は踏襲され、3首脳は2月11日、最終合意書に署名。ソ連は約半年後の45年8月、これを根拠に千島列島に侵攻、占拠した。

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校の長谷川毅教授(日露関係史)は「草案にはスターリン首相の深謀の跡がうかがえる」と話す。


wor1702230002-p2_ヤルタのリバディア宮殿で記念撮影するチャーチル英首相、ルーズベルト米大統領、ソ連のスターリン首相(左から)の3巨頭(英国立公文書館所蔵)
ヤルタのリバディア宮殿で記念撮影するチャーチル英首相、ルーズベルト米大統領、ソ連のスターリン首相(左から)の3巨頭(英国立公文書館所蔵)


wor1702230009-p1_米政府内に構築されたソ連諜報活動網のチャート図(MI5作成)。エージェントの1人にヒスが記されている
米政府内に構築されたソ連諜報活動網のチャート図(MI5作成)。エージェントの1人にヒスが記されている


wor17022308090001-p4_ヤルタ「密約」合意文書についてチャーチル英首相の指示1945年2月25日付公文書(英国立公文書館所蔵、岡部伸撮影)
ヤルタ「密約」合意文書についてチャーチル英首相の指示で国王ジョージ6世はじめ、戦時内閣閣僚などに送付することを伝える1945年2月25日付公文書(英国立公文書館所蔵、岡部伸撮影)





続き・詳細は下記へ
↓ ↓ ↓
産経新聞電子版の記事へ










左翼新聞を止めて産経新聞を読もう!
産経新聞購読のお申し込みは、0120-34-4646

テーマ : ロシア・ウクライナ・CIS関連
ジャンル : 日記

プロフィール

Red Emperor

Author:Red Emperor
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Japanese Flag 001頑張れ 日本! Japanese_Rising Sun Flag 001